2013年 スズキ・メソード世界大会

スズキ・メソードではクラス単位~地区~全国~世界的な行事まで行っています。

2013年にスズキ・メソードの本拠地である長野県松本市で行われた世界大会の様子を私の目線でご紹介します

2013年 3 / 26 (火)

私は早めに松本入りしました

ものすごくいい天気で寒くて…

せっかくだからと松本城へ

2013 3/27(水)

指導者はこの日に集合

お昼から海外指導者と国内指導者が別々の会場で実行委員会から大会の注意事項などの説明

その後全指導者でオープニングコンサートを鑑賞

スズキメソード国際音楽院生のアンサンブル、講師の方々の演奏を聞きました

 

コンサートの後は各科で行われる楽器科別研究会

この写真はヴィオラ科研究会です

ヴィオラ教本模範CDの演奏者で、ヴィオラ科教本も作成したプリューセル先生の講義 

研究会後も指導者からの質問が絶えませんでした

情報交換の場でもあります


↓なんと、スプリングキャンプ弦楽団同じホテル組が野外練習!

しかも特訓している感じ

いいなー 

そういえば、

『特訓してきました(^v^)』とロビーで会った時のあの一言

これだったのね

私も夏期学校の時あがたの森の木陰でよく弾きました(^_^;)

 

↓何時間も遅れた飛行機で夜に到着

 飛行機でぐずらずよかったとご家族

 『明日から楽しみですね~』とロビーで

2013 3/28(木)

開会式

私は招待講師ではないのですがヴィオラのお手伝いで子供の幸を招待講師の方々と演奏させていただきました

近くにいる子供が『肩当てがはずれた』とブライアン・ルイス先生に近寄っていきブライアン先生が対応していた様子はとてもほほえましかった 

誰か写真とってたような気もするけど…

 

長い時間、生徒達も静かに挨拶を聞いていました

全科演奏の時の音は私をワクワクさせてくれました

 

参加者5400人35カ国からの参加

国名が日本語の後に英語でも呼ばれ、その国からの参加者が↑このアリーナで手を振ってアピール

なんだかオリンピックみたいでした

最後は

『日本』

『Japan!』

ってね 

やっぱりオリンピック

 

↓初日だけかなぁ 民族衣装(?)で参加した国の方たち

voice科のかたかもと誰かが…

うーん、どこだったか忘れてしまいましたが、移動中に会えたので声をかけ写真を撮らせてもらいました

 

とアップした後に弦楽団のかたからフィンランド、という情報をいただきました

はるばるやって来たのですね 

開会式後はお昼休憩も無しですぐに各科グループレッスン

上級生は弦楽レッスンを別会場で

 

ヴィオラ科担当の私でしたが写真は撮れず・・

ヴァイオリン科はそのまま開会式が行われたアリーナでグループレッスン↓

さすがヴァイオリン科 すごい人数ですね

 

↓その後スプリングキャンプ弦楽団(以下S.C.O.)は明日の午後のコンサート(以下午後コン)のためのリハーサル

30分という限られた時間の中、初参加の子も沢山いて、子供たちをどこに立たせるか決めている間に最初の曲のリハスタート

あまりの時間のなさに挨拶もできず、消化不良感いっぱいでリハ終了

明日どうなるんだろう、とほぼ全員が思ったはず(^_^;)

 

S.C.O.リハのあとはヴィオラ科斉奏のリハ

曽田先生と私はちょっと休憩したあとリハーサルに向かったのですが、まだヴィオラーズの雰囲気はなじんでない感じながらも少しずつ生徒自由化の兆しが・・

明日のレッスンでもリハーサルできるからと余裕持って終了

2013 3/29(金)

午前のグループレッスンから始まりました

各教室に分かれての午前のグループレッスン↓

昨日の午後のグループレッスンとは違う先生に3日間お世話になりました

みんなどんなレッスン受けたんだろう…

私はヴィオラ科でレッスン ちょっとだけ先生も生徒も親も緊張する日

写真下はヴィオラ02クラス 

お昼を食べたら前日と同じ場所で午後のグループレッスン

ヴァイオリン科は例の大人数で

ヴィオラ科は午前担当した教室の先生が引き続きレッスンすることになっていたのだけど、この日だけは特別プリューセル先生にレッスンしていただきました↓

静かな語り口、でも子供の心を要所要所でグッとつかむ愛の手(フェルマータで即興カデンツァ弾いたりとか・・)があるし、短いけどすごく的確なレッスンでした

午後コンサートにヴィオラ科斉奏で出番があったのでコンサートの曲をレッスンしていただきました

この自由なヴィオラ科が静かにレッスンを受けていたよ

午後のグループレッスンを終え、S.C.O.は午後コンの控室に集合

バッタバタの舞台裏 写真なんて撮る暇無し

上級生は弦楽クラスからダッシュで控室に

間に合ってよかったー!

だって午後コンって普段は時間がおすこと多いのに、この日に限ってまいていたんです(・_・;)

舞台袖では楽譜がない、とかいいだすうちの生徒もいたり(>_<)・・頼むよ・・

結局暗譜してるからとそのまま舞台に送り出した

結果は、大きな事故はなく無事弾き終えたといった感じでしょうか

うーん、次回への大きな反省点 『短いリハ時間をどう制覇するか』

でも、昨日のリハの約束をちゃんと覚えている子がスッと移動したり指揮の江村先生との約束守って弾いていたり

約束守るのは当たり前のことだけど、前日とは全然違う演奏したので本番に強い子供たちを再認識できました

 

この上からの写真は宮原先生からいただいたものです

宮原先生ありがとうございます!

保存しましょう↓

袖からの写真はピカリ先生からいただきました

ピカリ先生、ヴィオラーズがよく見えるショットありがとうございます

 

コンサート終了後も控室から生徒を退室させる役目になってしまい、集合写真にも入れなかった(T_T) ↓

このタイトなスケジュールの中、S.C.O.全員に集合写真のために集まっていただくのも気がひけたので自然な流れで撮ったと情報を得て写真をいただきました

私はこの写真をアップ中お休みした生徒みたいに顔だけ張り付けたりしてみようかとも思ったけどあまりにも考えが寂しすぎてやりませんでした

しょうがない、次の出番のヴィオラ科を今度は率いるのだから

 

 

スプリングキャンプ弦楽団にご協力いただいた先生方

伊藤岳雄先生 江村孝哉先生 江村美由紀先生 北淳子先生 

杉山笙子先生 曽田義嗣先生 舘石奈未子先生 ピカリ直美先生

松井直樹先生 松井恭代先生 宮原正治先生  宮原ちひろ先生

森田健二先生 吉永美佳先生

引き続き同じ控室だったのだけどヴィオラ科も急いで急いでの連発

曽田先生は着替えもあり大変だったかも(^_^;)

でも人数が少ないから写真を撮る余裕もあった↓

ってことはS.C.O.はこの部屋で40名弱がひしめきあってったってことだね(・_・;)

 

ヴィオラ科斉奏は海外の指導者にも特別に加わっていただき無事終了

この後からかなりヴィオラ科の団結力が増した

控室にもどったヴィオラ科の生徒達、かなりいい顔でした↓

でもこの団結力が最終日には大変なことに…

ヴィオラ科斉奏終了後、

私たち指導者は急いで指導者プログラム”ヴィオラ科研究会2”

なんやかんやと後片付けして私が芸術館に着いたのは

終了30分前をきってたと思う(@_@;)

指導者は半分ぐらい研究会1とは違う顔ぶれ

プリューセル先生と話すのはこれが最後のチャンスと研究会後の質問数が1より多かった 

同じクラスを担当したオーストラリアのトニー先生

トニー先生のヴィオラの音、いい音だったー

とにかく明るく、あの最終日に大変になった子供たちの心を一瞬でつかむオーラがあって

曽田先生と一緒に担当した素敵なフランシス先生と撮りそびれたのが残念(>_<)

 

ジャパンヴィオラグループの先生方とプリューセル先生との貴重な写真↓

カメラを荷物軽減のために沖縄に置いて発ったことが悔やまれる多々ある場面の中の一つ

プリューセル先生、また日本に来ないかなぁ

唯一取れたチケットだからと自転車でキッセイホールまでキコキコ

さすがに疲れましたが、拍手が自然とでるソリストの演奏とオーケストラサウンドを聞きエネルギーをもらってホテルへ

明日からはシンプルにレッスンだけのスケジュールになるとホッとして寝ました

2013 3/30(土)

前日と同じ、朝の教室別グループレッスンから始まりました  

 

 

ヴィオラ02クラスは2人の生徒に曽田先生フランシス先生がつくという何とも贅沢なクラス

生徒は小学生と社会人という年齢差ですがとても充実したクラスだったようです

私のヴィオラ01クラスは中学生、高校生、あと4人は外国の小学生という外人のほうが圧倒的に多いクラス

お陰で私は外国の世界大会に参加している気分でした

私のレッスンとトニー先生のレッスンを交代で行っていましたがさすがに2時間ちょっとの時間を生徒6先生2のクラスで集中し続けるのも後に響くので、少しブレイクタイム

ヴィオラViolaを人文字と楽器でつくり子供たちは大盛り上がり

しかもトニー先生Aの文字係(・_・;) 私も入りたかったな

自由な科のほんの一部

 

他の科のレッスンも見学したかったのが本音 

チェロはもちろん、日本にはない歌科、コントラバス科、ギター科…など

午後はいつものようにグループレッスン

ヴァイオリン科はすごいクラス数だったみたいですがそれが一同に集まってアリーナでグループレッスンするのだから指導もマイク使って・・

午後はブライアン先生やニコラス先生の指導でとっても楽しかったようですね

 

私たちヴィオラ科は2クラス集まっても8人

全員名前で呼び合い、家族のようでした↓

 

上級生は弦楽 弦楽クラスは松本秀峰中等教育学校のオーケストラ部の生徒達と共演してましたね ヴィオラ科のグループレッスンが終わってから秀峰に演奏を聞きにいったのですが吹き抜けの校舎に皆の音がよく響き渡っていました

豊田先生の熱い指揮も見れました 

 

 

 

午後のグループレッスンのあとは午後のコンサートを聞きにいったり、街角コンサートを聞きに行ったり松本のダウンタウンに5400人がうろうろする時間帯

夜は最後の夜のコンサートのチケットがとれなかったファミリーで食事会

子供たちは早く食べ終わって折り紙タイム

えりなクラスはホテルもほとんど一緒でしたが1時間も一緒にいるのはこの日が初めて 

すれ違いざまに『あー!』という感じで会えればいいほうでした

ホテルに戻ったら夜のコンサートを聞きにいった生徒とロビーで会ったけど

松本寒かったもんねー まちこさん! ↓

2013 3/31(日)

午後は閉会式なのでこれが最後のレッスン

 

野外特訓組、同じクラスだったのね

 

 

↓ヴィオラ科は閉会式の全科斉奏でチェロと同じパートを1オクターブ上げて弾くことになっていたのでそのレッスン

最後のレッスンだからと2クラス合同で

 

ヴァイオリン科の各クラスはどのようなレッスンになったのでしょうか

フルート科とヴィオラ科で静かに、でも自由にレッスンしていた私には沖縄で久しぶりに会う生徒達からの話が頼りです

 

最後のプログラム

閉会式お別れコンサート

上級生の弦楽などが演奏されている間、他の生徒は皆サブアリーナで順々に呼ばれるまで待機・・・そして待機

これが2時間ほど

そう、比較的大人しく座って時間を過ごしているヴァイオリン科を隣に

ヴィオラ科の自由化が始まってしまいました

 

まずはヴィオラ8人弾き!

あ、二人弾きももちろん

一人? でもよく見て

弓を替えてみました

 

 

さんざん弾き遊び、

しまいにはヴィオラ科のプラカードもって

『viola ! viola !』と行進し始めた

(・_・;)

 

あ、決してヴァイオリンを敵対視しているわけではないですよ

こういう科なんです

プロの世界でも

ヴィオラーは固まって仲がいいことが多い気がする

 

 

 

行進し始めては連れ戻し、行進しては・・の繰り返し

そしたらトニー先生立ちあがって歩き始めた

 

 

トニー先生、ありがとう

何人かは静かに弾きながらついていったのだけど

 

 

 

ターンしてきたらもうこんな状態

(>_<)

 

 

 

ちなみに真中の彼女なんですが・・

 

 

 

こんなに体振り回してヴィオラ弾いていました

 

ある意味プロかも

こんな風にヴィオラ弾く人初めてみた

(@_@;)

 

 

 

お隣の科はこんなふうに一応座ってくれているんですけどね・・

 

 

フランシス先生のヴィオラです

ちょっとだけ弾かせていただきました

ハイポジ、確かに弾きやすい

すぐには慣れませんでしたがよく鳴りそうな楽器でした

 

 

二人は私のクラスでしたがあの自由な子供たちと楽しそうにレッスン受けてました

 

深谷先生が貴重なものを持ってきてくださいました

実はこのお二人、ヴィオラの卒業検定、第1号と第2号の卒業者です!!

 

肝心の閉会式の写真は撮っていません

 

末廣先生(実行委員長)の合図で最後のキラキラ星が始まった時

実行委員会の事前準備の事、期間中の事、生徒達の事、全部が頭を周って

怒涛の5日間が終わるーって寂しくもありました

どの子もいい顔して弾いていた

 

沢山、心のお土産をいただいた世界大会でした

 

このページは完全にヴィオラ科の宣伝のようになってしまいましたが

オフィシャルの世界大会の動画チャンネルも見てくださいね

ちゃんと全科見れるはずです(^_^;)

http://www.youtube.com/user/16thSuzukiConvention/videos

 

皆様、お疲れ様でした

 

写真の提供ありがとうございました